アバターコース第2部の練習で人生が変わった

私は21歳の頃、姉を亡くしました。

アバターコース全日程を受講したのは2015年年末、

33歳の時。

姉を亡くして12年もの月日が経っていました。

 

それでも、

悲しみをずっと引きずっている自分がいました。

   

実家の近く。美しい海町です。

それを自覚しながら、

このアバターコースの第2部の練習をしている最中に、

衝撃の気づきが起こりました。

 

それは、

今までいつも

”幸せになりたい”

と口で言いながら、

 

”この悲しみをずっと引きずるのは当たり前だ”

姉を亡くして、幸せになることを許される妹がどこにいるんだ”

“お姉ちゃんは若くして死んでしまってかわいそうだから、私だけ幸せになるわけにはいかない”

  

無意識のレベルでずっとそう思っていたことです。

   

さらに、練習を進めていくと、

とにかく色々と自分の意識の中身がどんどん見えてきました。

  

“両親は娘を亡くして死ぬほど苦しんでるのに、私だけ呑気に生きるわけにはいかない”

”私も同じように苦しまないと”

 

ある側面では、

 

“両親は姉を亡くしてかわいそうだから、私は長生きして幸せな姿を両親に見せて、安心させないと”

 

“”両親をこれ以上苦しめないために私はまっとうな生き方をして両親を喜ばせないと!”

  

そういう気持ちでいっぱいでした。

第2部の練習中。個別の練習がほとんどだけど、他の受講生さんとのグループワークもあります。

  

”私、全然自分を大事にしていない”

”自分の心の声を聞いていない”

”自分に寄り添っていない”

 

両親や、姉の遺された子どもたちのことばかり気にかけて

気に病んで

「私自身の、満足のいく幸せとは何か?」

本当の意味で、一度も考えたことがなかったことに気づきました。

  

“姉を亡くして悲しかった”

そんな風にはほとんど思わなかった。

 

“娘を亡くしたうちの両親は死ぬほど辛いだろうな”

“私も両親の辛さを理解して、寄り添ってあげないと”

そんな風にいつも思っていました。

 

私、自分が主体ではなくて

不幸な両親を元気づけるための娘として徹底的に生きていたのでした。

 

誰にも頼まれてないのに

自分の中で

“両親を助ける”

という責任感を無意識に抱えて生きていたんです。

  

“私は、お姉ちゃんを亡くしてめちゃくちゃ悲しい。寂しい”

もっと

それを正直に素直に感じて

自分で自分を労ってあげたらよかった。

 

心からそう感じました。

 

自分が幸せになることを、自分で止めていただけだった。

 

この自分の意識の仕組みに気づいた時、

今まで

”自分の人生なのに、なぜか人ごとのよう”

そう感じてた理由は

自分の声には耳を傾けず、

周りの人のことばかりを気にしていたからだったんです。

 

アバター第2部の練習の一つを
このビーチでよくしていました

 

アバターの第2部の練習で、

自分の意識の中を洗いざらい探究でき、

その練習を1つやったら、

その瞬間に人生が変わる。

そういうことも起こります。

 

”もっと自分のことを大切にしよう”

”もっと自分の人生を生きよう”

”両親のことを不幸だと決めつけずに、ありのままに話を聴いてみよう”

 

アバターの練習をすることによって

自分の心に耳を傾けられるようになり、

自分を労ってあげることができるようになると、

自分自身についてより多くのことを知れるようになりました。

 

本当の自分の望んでいることは何なのか

本当は今どう感じているのか

本当はどうしたいのか

明確に見えるようになりました。

 

意識が変わると

人生が思いもよらなかった方向に進んでいくかもしれませんね♩